1983年山形県鶴岡市に生まれる。服飾の専門学校卒業後、古着のリメイクなどにたずさわり、2008年から本格的に絵描きとして活動を開始し同年には、初となる個展を開催。その後も数々のプロダクトデザインやアートワークを手掛け、2021年に地元である鶴岡市に制作拠点を移し現在に至る。
2022年に開催れれた湯田川温泉でのイベント(湯田川万博)にて会場全体のアートワークを手掛け、同年に湯田川温泉にある、空き家となった元蕎麦屋「末広そば」を建物全体が作品とするコンセプトをもとに制作を開始し、2023年3月には1階が飲食スペース、2階が物販スペースとしてセミオープンすることとなった。施設名である「パリロンドンブラジル」も彼のアイデアから生まれたものである。パリロンドンブラジルは飲食店と思われがちであるが、実際はマオシモンズの作品の中で食事をするということがコンセプトとなっている。マオシモンズはパリロンドンブラジルという建物は完成はなく、日々変化変容する無限の作品なのだと説明している。